「自分が気に入るものを、丁寧に」——まるはち・中城さんが届ける、やさしい焼き菓子

「自分が気に入るものを、丁寧に」——まるはち・中城さんが届ける、やさしい焼き菓子

「まるはち」は、宮崎市芳士にある予約制のお菓子屋さん。管理栄養士の中城さんが、自分の“好き”をかたちにした焼き菓子は、無添加で安心、そして見た目もかわいらしいと人気を集めています。

母と娘の二人三脚で営む小さなお店には、お菓子づくりへのまっすぐな気持ちと、日々の感謝が込められています。

  1. 「趣味で作っていたお菓子」が仕事になった
  2. 添加物を使わず、安心して食べられる焼き菓子
  3. 「自分がかわいいと思うもの」を届けたい
  4. 「お菓子作りを嫌いにならないこと」が、いちばん大切

「趣味で作っていたお菓子」が仕事になった

お菓子づくりが好きで、自分のために焼いていたという中城さん。Instagramに投稿していたところ、「購入できますか?」という声が届くようになり、やがて予約販売を開始。少しずつファンが増え、イベント出展を重ねるうちに、お店のかたちができていきました。

 

添加物を使わず、安心して食べられる焼き菓子

まるはちのお菓子はすべて、添加物不使用。安心して食べてもらえるよう、素材にも気を配り、一つひとつ丁寧に焼き上げています。中城さんが担当するのは焼き菓子全般。スコーンやチーズまんじゅうは、お母様が担当。世代を超えたやさしさが詰まった、ほっとする味わいです。

 

「自分がかわいいと思うもの」を届けたい

商品パッケージにも中城さんのセンスが光ります。「自分が気に入るかわいらしいものを」という思いから、包装もデザインもひとつひとつ吟味。手に取ったときの喜びも含めて、“まるはちらしさ”を届けています。

 

「お菓子作りを嫌いにならないこと」が、いちばん大切

「価格設定も、量産も難しい。でも、やっぱりお菓子作りが好きなんです」と中城さんは笑います。「感謝の気持ちを忘れずに、お菓子作りを嫌いにならないこと」。そんな信念が、やさしい味となって、今日もお客様のもとへ届いています。

 

暮らしの中の“ほっと一息”に寄り添う、まるはちのお菓子。その背景には、「好きなことを、丁寧に続ける」という真摯な姿勢があります。やさしい味わいと愛らしい見た目に、きっとあなたも心をほどかれるはずです。